編集室/松江
7/19あえる編集部注目ワード「浴衣」
こんにちは!
夏はもっぱら薄着のあえる編集部です!
↑ほぼ着ていないとか言わない。
本日の注目ワードは
ドゥルドゥルドゥルドゥル~♪
「浴衣」です。
(ゆかた)
私も人生で何度かしか着ていない「浴衣」
ですが、みなさん夏場はお祭りなどで
着られることが多くなるんじゃないでしょうか。
昨日に引き続きお祭りに関連しそうな
ワードにしたのは、私が夏祭りをこよなく
愛しているからこそ・・・・
今年は中々お祭り開催ないんですよね。泣
だとしても、夏にはやっぱり浴衣を着た
男女を見ると「今年も夏がやってきた」
的なことを考えてしまうんです。
そこで、今日は普段はあまり着られなく
なった「浴衣」のことをお調べして
皆さんにご紹介しましょう!
恒例になりつつある
諸説ありでお願いしますね!笑
【浴衣】
浴衣(ゆかた)とは和服(着物)の
一種。通常の和服とは違い、長襦袢
(ながじゅばん)を着用せず、素肌の
上に着る略装である。
※襦袢(じゅばん)とは和服用の下着の一種。
とまぁ、検索して出てくるのはこんな
感じでして。和服の簡易版で下着を
着ずに着られるものか~!
って思った通りの内容なんですが、
調べてみると色々出てきましたよ。
歴史の起源から調べてみると平安時代に
でてきた「浴衣」さん。
当時の着物は貴族を中心に着用されており、
十二単と呼ばれる、いわゆる超絶重ね着。
これは、労働が必要な庶民は動きやすく。
労働の必要がない貴族は動きづらい恰好を
するという思想があったからなんだとか。
そんな時代の中で、当時の銭湯で蒸し風呂に
入る際にやけどしないように着ていた
「湯帷子(ゆかたびら)」が語源と言われて
います。
銭湯で着衣するという考えがよくわからなかった
んですが、当時のお風呂というのはサウナに近い
ものが多かったからとのことです。
当時の湯帷子は、麻布が主流だったらしい。
そこから、安土桃山時代にかけて湯上りに着て
肌の水分を吸い取らせる目的で、綿製の湯帷子
が着用されるようになり、江戸時代に入って
庶民の間でも愛好する浴衣となっていったそう
です。
湯上りで着用される衣類だったため
(現代のパジャマやスウェットですね)
日中から着てでることは憚られていたんだと。
今では、だんだん意識が変わってきて夏季に
身に着けるおしゃれ着のひとつになっていますね!
つまり!
お風呂で着る⇒湯上りで着る⇒常時着る
こんな感じで「浴衣」の時代は変遷を遂げて
きたようなのです。
また、江戸時代のお風呂ってどんなもの
だったんだろうと調べていたら結構混浴
が主流だったそうですよ。
また、当時の浮世絵などにも残っている
んですが、男性の背中を流したりする
「湯女(ゆな)」と呼ばれる仕事もあった
そうで、今では考えられないですが男女
混浴が当たり前だったそうです。
現代でも日本人は温泉が大好きですよね。
↑わたしも大好きすぎます
当時の江戸でも本当にたくさんの湯屋が
あったそうで、現代と変わらないくらい
お風呂に入る回数が多かったそうです。
そうしたことから当時は「羽書(はがき)」
というフリーパスも販売されており、
月額料金を払うと、何回でも入れるなんて
サービス展開も行っていたくらいなんです!
もうほぼ、現代と変わらないですね。笑
話しは浴衣に戻りますが、当時のイメージで
浴衣って庶民の間でどんな位置づけだったの?
そうそう!これが知りたかったんですよ。と思い
色々調べを進めてみると。
当時の普段着といえば洋服がなかった時代ですから
「着物」を着用していたんです。
だから、寝間着のかわりに「浴衣」って感じで
庶民には愛されていたって感じでしょうか。
素材も麻から綿、現代ではポリエステルへと
時代の進化に合わせてファッショナブルに
生き抜いてきてる「浴衣」ですが、ここで
少し豆知識もご紹介しておきましょう!
現代でもまだ残っている風習なんですが、
各界(お相撲さん)では、関取さんが自分の
名前の入った浴衣生地を贔屓筋や他の相撲部屋に
送る風習があるそうです。
ちなみに、現役力士の皆さんは関取かどうかは
別にして、浴衣が夏の正装なので、浴衣を着用
せずに外出してはいけない規定があるんです!
↑どや~!
たしかに、お相撲さんって浴衣着ているイメージ
あるけども、むしろ浴衣以外を着てはいけなかった
んですね~。
一応、日本ゆかた連合会が制定した記念日があって
7日7日を「ゆかたの日」と制定されているそうです。
↑七夕とばっちり被ってますが、七夕は機折りの
技術上達を願うお祭りだとも言われており、
多くの人たちに浴衣を親しんでもらうキッカケに
なればとのことで7月7日に制定されたんですって!
現代でも、なかなか身に着ける機会が減少している
「浴衣」でしたが、皆さんここまで読んでみて
少し着たくなったんじゃないでしょうか?笑
私も、普段の休日はTシャツに短パンなど
簡易的な恰好で済ませてしまうことも多いですが
やっぱりお洒落をしてお出かけすると気持ちが
違いますよね!
たまには、浴衣を着てみて夏の思い出に写真を
撮ってもらうのも一つの楽しみになるかもしれませんね!
松江で浴衣・着物のレンタルをされているのはこちら↓↓
店 名:horikawa komachi (玉造店)
住 所:699-0201 松江市玉湯町玉造1241 玉造アートボックス2F
TEL:0852-23-7937
公式HP:http://horikawa-komachi.com/
※松江店もありますので調べてみてくださいね!
※新型コロナウィルスの影響で営業時間などに変更の可能性があります。
詳しくは、直接ご確認ください。
着になった方はぜひとも!
それでは、また明日!
Writer:Yukio Fukuma