編集室/出雲
コラム【ア・タ・シ社長になります!】Vol.02「子育てと経営は似ている。」
あえる読者の皆様、こんにちは!
『新入社員A』こと朝日山裕子です。
あれ?誰だっけ?
何の新入社員・・・?
と、思われた方は前回の記事をご一読くださいませ。
→ Vol.01 「私が朝日山裕子です!」
そして、ぜひこちらも。
→ あえる23号【社長への道のり】有限会社アサヒ技研工業「朝日山裕子」さんにインタビュー!
さて、復習が終わったところで。
私、早速みなさまに謝らないといけないことがあるんです。(連載コラムvol.2にして謝罪をすることになろうとは・・・)
前回の記事内で
『現在はとっても優しい年下の夫がいます♡ あと、産まれたてホヤホヤの息子も♡』
と、書いておりましたが
実は
この時(5/14掲載時)
まだ息子いませんでした!!!!!
掲載が出産予定日だったので、『その頃にはもう産まれているだろう』と思って書きましたが、当日になっても生まれる気配は全くなく(笑)
結局、予定日を5日過ぎて3800gのビッグボーイが誕生しました!
いやぁ・・・出産ってすごいですね。
10ヶ月間、自分の身を削り育てた締め括りが気絶するほどの激痛ビッグウェーブと、吸血鬼も驚く出血大サービス。
これを乗り越えられたんだから世の中の大半のことはイケるな・・・と思うくらい、壮絶な体験でした。
全世界のお母さん、ほんとすごい。ありがとう。マジリスペクト。
ということで。
改めまして、母になりました
『新入社員A』こと朝日山裕子です。
せっかくなので今日はその話をば。
出産すると価値観が変わる、などと言われますがこの約一年、本当にたくさんの気づきがありました。
以下は、先日とあるビジネス誌に寄稿したものです。
【子育てと経営は似ている】
(一部抜粋)最近常々思うことは『子育てをすることは会社を経営することと似ている』ということです。そんなときに読んだこの記事※には多くの気づきがありました。『今の子どもたちには自分で考えて自由に生きる”放課後”が無い』『子どもたちに元気がないのは親がコントロールし過ぎるから』など、子育てを考えることは会社を育てることにもヒントがあると思います。・・・
※建築家 安藤忠雄氏の子育てに対する記事
もっとも、子育て以前の結婚生活から『経営』が始まっていると感じます。
これまでいた実家(親会社)から世帯分離(独立)して生活(経営)する。
妊娠出産育児は、会社でいう『新商品開発』や『社員教育』 といったところでしょうか。
会社ではバリバリ活躍しているけど家庭で居場所がない、年頃の子どもとどう接すればいいかわからない、と感じているちょっと不器用なお父さん達も、そう考えると何かヒントがあるかもしれませんね・・・?
あ、そうそう!
実は産休に入る前、社内で、助産師さんによる企業出前講座を開催したんです。
『働きながら子育てをするために』というテーマで、妊娠〜出産、育児期のお母さんの体の変化や赤ちゃんのこと、周りの人や職場でできるサポート、利用できる補助制度などを教えていただきました。
社長も、8kgの妊婦ジャケットを着たり赤ちゃん人形を抱っこしたり。
これも、地元の建設会社さんの講演会で『健康経営』という言葉を知ったのがヒントになりました。
そちらでは保健師さんによる禁煙講座を開催しているということでしたが、助産師さんは派遣してもらえないかしら?と市役所へ問い合わせたところ、前例は無いけどやってみましょう!と快くお返事をいただき実現しました。
育児をしながら働くには、やっぱり職場の環境や仲間の理解・協力が必要不可欠!
今は男性も育休取得が推奨される時代。
妊娠出産はすべての人において『全く関係ない』ことではないですよね。
身内じゃなくても知り合いじゃなくても、生活していく上で、自分の周りに、街ですれ違う人の中に、妊婦さん・子育て家族は必ずいますから。
まだまだ男社会といわれる建設業界ですが、近年、女性の技術者さんはとても増えてきています。
その中で私も、女性後継者として自身の経験を生かし、もっと働きたくなる環境を作れたらいいなぁと思っているのでした。
それでは、今日はこの辺りで。
また次回お会いしましょう!
有限会社アサヒ技研工業
新入社員Aこと、朝日山裕子
朝日山裕子という人物をもっと知りたい方は下記SNSをチェックだぜ!
Writer:Kohei Kageyama