編集室/飯南町
4/12あえる振り返り!あえる12号【しまね農業女子in島根県飯南町】戸谷 ひとみさん
こんにちは!
あえる編集部です。
本日4/12(月)も前回に引き続き
あえる振り返り!あえる12号【しまね農業女子in島根県飯南町】戸谷 ひとみさん!
12号より、表紙に取材内容を表記するようになりました。。。理由は聞かないでくださいね!しかし、より表紙に注目が集まるようになりました!
中国四国農政局のしまね農業女子プロジェクトに参加している『戸谷 ひとみ』さんにお話しを伺いました!キラキラ輝く笑顔で楽しそうに農業の話をして頂いたのがとても印象的でした!今後の活躍もあえるは応援してます!
「しまね農業女子」というプロジェクトはご存じですか?
農林水産省が進める農業女子プロジェクトの島根県組織として県内の女性農業者が交流を図り、農業を営む上で課題を共有し、解決法を見いだすなどの活動を行っています。
また活動を支援する事業者と連携して、商品開発や新たな販路拡大を目指すなど、様々な取り組みを通じて経営発展につなげています。農業で活躍する女性の情報を発信しながら、若手女性農業者の増加を目的としています。
しまね農業女子の主な活動
・メンバーと農場見学、意見交換会、県内企業との意見交換会
・地SUN地SHOWの祭りにてマルシェを出店し、農業女子の産品PRと販売促進につなげる活動支援
・県内の農業高校で出前授業を開催
今回はしまね農業女子のメンバーの一員、戸谷ひとみさんにお話を聞いてみました!
戸谷さんが育てたさつまいもと♪
戸谷さんの普段のお仕事
自ら作物の苗づくりや栽培まで行い、できた苗や野菜は地元の道の駅などに卸している戸谷さん。しかし、農業に携わる中で、人口の減りつつある飯南町の農業が廃れてしまうことに危機感を感じこの町の農業をもっと盛り上げたい、そして未来を担う子どもたちに、この地に住みたいと思ってもらいたい。そんな想いから「い〜にゃんwebマルシェ」という通販サイトを立ち上げ、飯南町の生産者さんがこだわって作った野菜の販路拡大を目指しています。その結果、飯南町で農業をしたい人が増え、飯南町の農地を守ることに繋がると信じて、日々を楽しみながら奮闘中です。
農業を始めた経緯ときっかけは?
地元に苗づくりの上手な方が、その技術を誰か引き継いでくれる人を探しておられました。ちょうどその頃、私の前職を続けるか悩んでいたタイミングで、以前花の苗を生産していた経験もあったことから、農業の世界へ飛び込みました。研修中はゆったりと学ぶことができました。これまで仕事や子育てに追われて飯南町に住んでいても気づかなかった、自然の中で聞こえてくる音や心地よい風を感じることができ、ゆとりのある癒しの時間となっていました。そして2年間の研修を経て、晴れて独立することができました。
また、農業に踏み込んだきっかけは、子どもたちのためです。飯南町の人口は減っているが、農地の数は変わりません。子どもたちが大人になる頃にはもっと厳しい状況になっていることが考えられます。この地で農業が廃れたら危うい。農業を盛り上げて飯南町の農地を守りたい。未来を担う子どもたちに、この地に住みたい、戻ってきたいと思ってもらいたい。そんな想いからも農業を始めるきっかけとなりました。
農業を始めてみて感じたことは?
作った苗や野菜を道の駅やお店に卸していましたが、生産者ごとに分けて販売できると思いきや、野菜ごとに店頭に並んでいました。これは私が思い描いていた売り方ではなく、私は「自分が作ったもの」に魅力を感じて、買っていただきたいと思っていました。そこで生産者の販路拡大の為、以前から考えていたネットショップを立ち上げることになりました。
ネットショップという新ルートを作り、販路拡大することによって、飯南町で自然栽培などこだわって作っている生産者さんが販売できる機会が増え、飯南町で農業をしたい人が増えれば、その結果飯南町の農地を守ることにつながるのではないかと思います。地元飯南町の生産者さんに声をかけていきながら、少しずつ仲間を増やしていっているところです。
今後しまね農業女子としてはどうしていきたいか?
まだまだ成長段階ではありますが、しまね農業女子で意見を出し合って、商品開発や生産まで発展していけたらたいいなと思います。また、農業女子の集まりだけではなく、様々な業種の方と交流する機会があると、視野が広がり色々な発見があるので、そういったタテのつながりも増やして活動につなげていきたいと思います。
飯南町の農業を守るためにアクティブに活動されている戸谷さん。
「やりたいことができているので楽しい!」と笑顔で語られておりました。
そんなキラキラ輝く戸谷さんをあえるは心より応援しています!
また次回も、あえる振り返り!で
お楽しみに~♪
Writer:Kohei Kageyama