編集室/日南
9/12あえる編集部注目ワード「とっとり県民の日」
皆さんこんにちは!
あえる編集部です。
今週末は、あいにくの雨模様で
台風10号も去っていったのに
なんとも言えないお天気ですね~。
さて、本日のあえる編集部注目ワードはこちら!
「とっとり県民の日」です。
本日、9月12日は、5年間にわたり島根県に
統合されていた鳥取県が最置された日なんです!
ちなみに1881年(明治14年)の同日。
制定されたのは最近で1998年に「とっとり県民の日」
に鳥取県誕生の歴史とふるさとへの大切さを
実感して一体感を高める日なんだとか。
へぇ~。って思いながら調べていた私ですが、
そもそも鳥取県と島根県が昔一緒だったとか
ご存知でしたか?
昔、授業で聞いたことあるような、ないような。。。
意外に地元山陰の島根県・鳥取県の歴史って
神話にまつわるものが多く近代史的な歴史は
あまり興味ある若い方はすくないかもしれませんね!
そこで本日は「とっとり県民の日」ということで、
鳥取県が再置されるまでの
ざっくりした歴史をギュっとしてご紹介しましょう!
あっ!間違いがあればやさしく心の中で訂正してあげてください。笑
「鳥取県の再置までの歴史」
誕生⇒1871年 7月14日 廃藩置県で。
※現在の兵庫県の一部、隠岐なども鳥取県になっていたこともあります。
島根県に統合⇒ 1876年 8月21日(ここから5年)
※なんで統合したか理由ははっきりしていない!?
※廃藩置県で石高が大きかった藩などの勢力を取り除く方針にもとづいてとか
※鳥取藩は当時全国で13番目の石高を誇っていた。
士族。生活が苦しくなる。
武士だった士族は、家禄(武士ってだけでもらえる給料)
がなくなり無職状態に。
お金を使って商売するけど失敗ばかり。
なんでこんなことに・・・・って考えた結果。
島根と鳥取が一緒になっているから苦しいんだという
理由にたどり着き、鳥取県再置運動を起こします。
山県有明(やまがたありとも)の巡視
当時のお偉いさんが島根県内を巡視して、
これはアカン。不便すぎる。
ってなって議会や天皇にお願いしました。
※山県有明(第3・9内閣総理大臣)
米子・倉吉は鳥取県再置に反対?!
この地域の人たちは当時、鳥取県再置されると
税金が上がることや、県庁の位置が鳥取より
松江にあるほうが便利だったから反対したと
言われています。
鳥取県再置!新たなる歩み~
1881年9月12日 鳥取県再誕生!
5年間にわたる統合から、士族の再置運動などを
中心に鳥取県が再置されることに!
初代知事は「山田 信道(やまだのぶみち)」さん。
生活に苦しんでいる士族に仕事を与えたり、
公共の道路改修などが手始めに行われました。
当時、士族に仕事を与えるために、北海道に移住
する政策を掲げ、400戸以上の士族が北海道へと
旅立っています。
以上になります!
ここまでめちゃくちゃギュ~っとご紹介しましたが
なんとなく鳥取県の成り立ちをご理解いただけたんじゃ
ないでしょうか。
現在の、島根県にしても東西に長いですから移動が
大変なんですが、島根+鳥取ってすんごい横に長く
移動もはじから数日かかっちゃいますよね!
今度は、島根県についての成り立ちもどこかで
ご紹介できればなぁと思います!
本日のところはここまで!
それではまた明日!
Writer:Yukio Fukuma