おでかけ/隠岐の島
隠岐を満喫!週末・GWはこれで決まり!「島の体験博in隠岐」
この春初めての開催となる「島の体験博in隠岐」皆さんご存知でしょうか?
隠岐観光協会が打ち出したこのイベントキャンペーン!!
期間限定でお得に隠岐旅が楽しめる最高のアクティビティが満載なんです!!
っとまぁ紹介しつつも、山陰両県の方はというと・・・・・
「隠岐の島かぁ~。行ったことあるっけ?近いしいつでもいける~」
なんて思ってますよね?笑
私もその一人でした。
だがしかし!山陰両県の地元民も含めて知っていただきたい
今回の「島の体験博in隠岐」
コロナ禍で旅行や外出に億劫になっているからこそ、
”皆さんが知りたい近場の穴場スポット” 探してきちゃいました!
目次
島の体験博in隠岐とは?
島の体験博in隠岐とは、通常は体験できない季節限定・島限定の体験メニューを詰め込んだ期間限定の【体験の博覧会】です。
今だからこそ、こんな時代だからこそ、島の大自然でリフレッシュができる!そんな体験を隠岐の島で経験できます!
また、観光体験は30種類以上のコンテンツから自分にあったタイミングで実施しているものを自由に選べます。
※1回限りの体験コンテンツもあり
コロナ禍においても、島の経済を支えるべく誕生したこのイベントキャンペーンでは、新型コロナウイルス感染症対策もしっかりとしたうえで隠岐観光協会さんが来島される全ての方々に楽しんでもらえるように創意工夫を凝らしてコンテンツを準備しています。
こんにちは!あえる編集部です!
イベントはともかく隠岐の島のことってどのくらいご存知ですか?
う~ん。なんか4つの島とたくさんの無人島があるってことくらいしか・・・
火山が噴火してできた島なんだっけ?
そ・・・そうです!!
山陰たかしくん、めちゃくちゃ詳しいじゃん!
そんなことないよ!
地元に住んでるからと思って、まだ行ったこともないしさ~~
隠岐諸島は、島前(西ノ島町・海士町・知夫村)と島後(隠岐の島)の4島がメインでその他にも無人島など130以上を合わせて隠岐諸島と呼んでいます。
人口は全て合わせても約1万4千人ほど。
島根県唯一の村である「知夫村」はまだ「村」の地名を残しています。
島前は、内海を丸く囲むように島が並んでいます。これらは火山活動(現在は休止してる)によるカルデラ地形で大昔には噴火して大地が隆起してできた場所も多いんです。
1221年の承久の乱に敗れた「後鳥羽上皇」が隠岐の島に流刑になって没後800年ということで、2021年には島を上げて「後鳥羽院遷幸800年祭」も行われました。
後鳥羽上皇は隠岐の島で崩御するまでの19年を隠岐の島で過ごし、地元では親しみをこめて、「ごとばんさん」とも呼ばれていました。
平成30年には、ユネスコ(国連教育科学文化機関)によってユネスコ世界ジオパークに再認定されています。
※4年に1度再審査される
隠岐諸島は、日本列島が形成される過程でさまざまな姿に形を変えてきました。
現在でも、島々には大地の変遷を物語る地質も残り、独自の生態系なども生み出されました。
そんな隠岐諸島には、歴史と時代の「なぜ?」という謎を数多く残しつつ、現代でも楽しく学べるジオパークを有している島根県がほこる島々なのです!
島の体験博in隠岐 3つのポイント
◆体験コンテンツ紹介◆
キャンペーンの内容はさて置き(隠岐だけに)・・・ はい。
こんにちは!あえる編集部です
今回は「島の体験博in隠岐」のおススメ体験コンテンツを一部紹介しますね♪
山陰に住んでるけど隠岐の島って行ったことないんだよなぁ
近くて遠いというか?隠岐の島ってどんなところなの?
大丈夫!!
そんな方でも安心して、しかも1泊2日の弾丸ツアーでも存分に楽しめるコンテンツが盛りだくさんだよ!
ふ~ん。そこまで言うならどんな体験ができるか聞いてやろうじゃないか!
こちらは体験コンテンツではないんですが、島根県本土から隠岐の島に行く際にはほぼ全ての方がフェリーで向かうことになるでしょうから、こちらも楽しんでみてください!
ちなみに乗船するには「島根県美保関の七類港」から出発です。
普段の生活では、なかなか味わえない大きなフェリーに揺られて「さぁ、隠岐の島に出発です!」
通常のフェリー便なら七類港から約2時間半、高速船レインボーだと1時間10分程度の船旅です。
フェリーの船内ってどんなものを想像しますか?
私が乗船して驚いたのは「売店ある!ゲームセンターある!トイレにシャワーある!」
っとまぁ、なんて便利な乗り物なんでしょう。ということです。
※喫煙者の方も安心。分煙ルームもあります
天気がよければ、甲板に出て景色も楽しむこともできますし。(当日小雨でしたがエンジョイ!)
船酔いするって方はおとなしく窓を見つめて「おやすみなさい」って感じですが・・・ww
そんなこんなで、ゆっくりゆったりと船で揺られて隠岐に向かってみてください!
※あんがいスマホの電波も入ります(ドコモユーザーにはWifiがあるとか・・・・)
島の成り立ちを実感!断崖絶壁クルージング
菱浦港から出発する海士町の「三郎岩」や「明屋海岸」をめぐり、隠岐最大の無人島「松島」を一周できる約1時間のクルーズツアーです!
フェリーと比べると少し小さいですが、その分スピード感満載で楽します!
私たちを運んでくれたのは「QUEEN MERMAID号」でした。
専門のジオガイドさんもスポットでたくさん説明してくれます!
絶景と相まって目で見て、耳で聞いて楽しめること間違いなしです!!
今回は、日テレの桝太一アナウンサーに似てる愛称「ふっく」に案内いただきました!
まさに知識の宝庫で、隠岐諸島の成り立ちや生態系など面白ろ可笑しくお話ししてくれます。
※虫の話しとなんで?なんで?って質問してあげると大変喜んで答えてくれます
個人的には、三郎岩が可愛くて好きなんですよ。
岩の大きいものから順に、太郎・二郎・三郎というように名前がついているんですがなんだか本当に兄弟みたいな並びと比率がたまらなくかわいい。
明屋海岸は、火山の噴火によってできた一面の赤い崖が日本とは思いえないような壮大さで思わず口を開けて眺めてしまいます。
角度がよければ、崖の間の穴はハートの形に見える・・・?とかなんとかww
最後には隠岐最大の無人島「松島」も圧巻の岩肌・・・。
昔は良質な「松」が取れて、都に献上するくらいだったからこんな名前になったとか。
わずか1時間で隠岐の島々をめぐるクルージングはスピード感や目まぐるしく変わる景色にず~~~っと感動が止まらない!そんな体験コンテンツです!
一夜干し(しいしび)作り体験
「しいしび」ってなんのこと~~?ってわからない方が大半だと思います。
あえる編集部も地元島根県に住んで何十年。聞いたことない・・・・・
こちら、隠岐名産の旬のシマメイカ(スルメイカ)の一夜干しのことなんです。
隠岐とえば海の幸。海産はすべて最高に美味しいんですが、なかでもシマメイカの一夜干しは絶品。
肉厚な身は、ほどよい甘味と弾力がたまらなくおいしく、お酒好きな方には必須な体験かもしれませんね!
この体験は、海士町の「海乃駅 松島」という水産加工場にて職人技をもった地元スタッフさんが丁寧にさばき方を教えてくれます。
素人の私でもできたから皆さんも余裕なはず。(もちろん手袋も貸してくれるので手が臭くなる心配もないですよー!)
綺麗にさばいたイカを専用の機会に吊るしてスイッチを押すと、クルクル回って昼夜旨味を凝縮してくれるって流れなんですが、この回ってるイカを眺めるのもシュールでとても楽しいですよ!
もちろん、作った一夜干しはお土産に。
一度味わうと他の一夜干しとは比べ物にならない感動が待ってますよ!
隠岐神社正式参拝ツアー
隠岐神社は、地元民からニューヨークと呼ばれている海士町のど真ん中にある後鳥羽上皇をお祀りしている神社です。
鎌倉時代に承久の乱で敗れたのち、後鳥羽上皇が流刑で隠岐の島にて約19年の間、この地で過ごされたと言われています。
このコンテンツでは、神職の先導のもと正式参拝することができます。場内は桜の木が一面に咲いているので、これからのシーズンは神社参拝と一緒にお花見ができるのも楽しみの一つです!
神社周辺には、後鳥羽上皇が日々を過ごした「行在所(あんざいしょ)跡」や上皇のお墓である「御火葬塚」をお参りすることもできます。
ちなみにこのお墓の部分については、宮内庁の管理管轄らしく物々しい看板もたっていたり・・・
また、すぐ近くにはお土産も購入できる土産物店「つなかけ」があります。店内の雰囲気もおしゃれだし、何よりお店で焼いてるパンが昭和レトロを想像させるパッケージで可愛いし美味しいのでオススメ!
長年、海士町で唯一のパン屋さんが廃業されるところを引き継いで店内でパン製造もやっているんだとか!
オススメはメロンパン。ぜひ、お立ち寄りください!
赤ハゲ山~赤壁ウォーキングツアー
赤ハゲ山のウォーキングツアーと聞いて、「え~山登り?歩くのか・・・」って感じた方。
大丈夫!むしろ山頂から下っていきます!ww
そのため、足腰に自身がない私、20代でも余裕で体験できました。
むしろ、スタートの赤ハゲ山の山頂は絶景でず~とぼんやり眺めてたいくらい。
天気がよければ、鳥取県の大山や島根県本土も見えるとかなんとか・・・
場所は、知夫里島。驚くのはいたるところにいる、隠岐牛の牛さんたち。
もうね、人間より多いので牛頭密度のほうが高いかもしれません。
最初は驚いてましたが、そのうち近所を歩いている犬とか猫くらいの愛情が沸いてきます。
さらに自然に放牧されているから家畜の独特のにおいも感じさせない不思議な感じも。
あっ!でも、牛さんたちのウ〇チは肥料としてその辺にたくさん落ちているので、汚れても大丈夫な靴で挑みましょう!
そして、ゴール時点で待ち構えてくれるのはレッドクリフこと赤壁(せきへきとかあかかべなんて呼ばれてます)
隠岐に行った中で赤壁の景色が一番といってもいいほど迫力がありました。写真じゃ伝えきれないのが申し訳ない!
圧巻の壁と、絶壁で足がすくむような高さでまるで海外に来たかのような絶景です!
地元ガイドとE-bikeツアー
この体験コンテンツは、名前の通り地元ガイドさんとEバイク(電動スポーツ自転車)で隠岐の見どころをめぐれるサイクリングコンテンツです!
自転車なんて高校時代ぶりの私も、電動ということもありスイスイこげちゃいました!
ヘルメットにブルートゥースがついているので、ガイドさんや友人達と楽しくおしゃべりしながら回れるのもオススメのひとつ!
コースも考えれていて、坂道なんかも楽チンですし、少し疲れたな~と思った矢先に絶景ポイントに到着するので休憩もかねて写真を撮ったりして楽しめますよ!
想像の3分の1くらいの力で楽しく体も動かせて体験できるので笑顔が絶えない時間になること間違いなしです!
絶景!隠岐イチオシの宿泊施設 Ento(エントウ)
さて、体験コンテンツもたくさんご紹介してきましたが、宿泊施設もイチオシを紹介しておきます!
2021年7月にリニューアルオープンしたばかりの海士町に位置する「隠岐世界ユネスコジオパークの泊まれる拠点」Ento(エントウ)のクオリティがすごいんですよ!
Entoはジオパークが持つ面白さを最大限楽しめるように様々な内部施設を併設しています。
ジオパークの情報を予習できる展示室GeoRoom”Discover”で島の歴史や遍歴を楽しめます。
別館にはの1階には、窓一面のジオ・スケープと古代生物の化石なども展示されています。アンモナイト可愛い・・・
本館1階の温泉横にはライブラリー「島まるごと図書館」があり、島に住む全ての人が立ち寄れる日常使いの空間にもなっています。
隠岐の島諸島についての本もたくさんあって、海辺を眺めながら非日常の空間でゆったりと読書を楽しむことができるんです!
部屋も大窓から見えるのは一面がオーシャンビュー。朝起きて海を眺めながらコーヒー飲むなんて夢のようなひとときも味わえます。
室内ルームにはシャワー完備ももちろん、施設内に温泉浴場もあるのでゆったり旅の疲れを癒すことができますよ!
食事が楽しみという皆さん。ご安心ください。
全部美味しいです。そしてオシャレです。
個人的には、隠岐牛のステーキがキャンプファイヤーされる瞬間を目の前で見れたのが最高でした!
味もとっても美味しくて、あっさりした脂身に旨味が溢れる赤身肉がたまらなかったなぁ。
正直、おかわりさせて欲しい。
隠岐産の岩牡蠣も本土でもなかなか食べれない大粒で、プリップリにクリーミーな味わいが忘れられない・・・・
夜のEntoもライトアップがとっても素敵。
こんなところ、家族やカップルで来れたら幸せ満喫にきまってんじゃ~んと思いつつ私はベッドでおやすみしておりました。
いかがでしたでしょうか?
お伝えしきれない魅力ある宿泊施設ですが隠岐の島に遊びにいくなら候補として考えるだけでワクワクしてきちゃいますよね!
ここまで5つの体験コンテンツをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
島の体験博in隠岐では、この他に合計30ものコンテンツを用意して皆さんを待ち構えてくれています!
この春とっておき(隠岐)の想いでを作るなら隠岐の島へ足を運んでみてください!
最後にイベントキャンペーンのポイントをおさらいしておきます!
気になる方は以下の画像をクリックして公式HPから詳細をご確認ください!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それでは、また!
Writer:Yukio Fukuma