暮らし/出雲
Vol.10 『弱点は宝物』 コラム【ア・タ・シ社長になります!】
あえる読者の皆様、こんにちは!
『新入社員A』こと朝日山裕子です。
皆さんは自分の短所を知っていますか?
先日、私の尊敬する社長さんとお話ししている時に、こんなことを言われました。
「長所明確、短所明確が人付き合いのカギ。自分の短所をしっかり把握して周りの人と共有する。そしてお互いが短所を補い合ってチームで仕事をしていくのが大切よ」
長所、特技を伸ばそう!という言葉はこれまでよく聞いてきました。
短所や苦手なことは、隠したり、避けたりしがちですよね。
改めまして、短所とは何なのか?
辞書で引いてみましょう。
たん-しょ 【短所】
劣っているところ・欠点・弱点・人の性質などのよくない面。
ですよね。
この説明だけ見ると、マイナスなイメージ、隠したい、恥ずかしいことのような感じがしてしまいます。大人になると立場やプライドもあり、自分の短所と向き合うのはなかなか難しいかもしれません。
でもそれこそが大事。
私、朝日山の短所は
①何にでも首を突っ込んで勝手にマルチタスクにしてキャパオーバーになるところ
②優先順位を決められないところ(全部全力でやりすぎて疲れる)
③一人で悩んで一人で考えて周りに相談しないで突っ走るところ
④その割にあんまり考えないで勢いで新しいことを始めてしまうところ
⑤完璧にやろうとして提出までに時間がかかるところ
⑥料理が苦手なところ
まだまだあると思いますが、
こんなところでしょうか。
改めて文字にするとイタイ。
ぐっさぐさ、刺さりますね・・・!
実は以前から周りの人にも言われていました。言われていたけど、右から左へ聞き流していたんです。
ですが、「短所明確」の話を聞いて、改めて自分の短所について考えるようになりました。
自分より周りの人の方が私のことをわかっていて、指摘や心配をしてくれていたんだなあとちゃんと気づいた時、やっと本気で向き合えるようになったんです。
そして解決策を一つずつ作っていきました。
①の解決策
何かを引き受ける前には、一度立ち止まってちゃんと考える。
時間、体力、それぞれが本当にできる環境なのか?と。
②の解決策
優先順位をつけるために、5年計画・1年計画を立てて、そのゴールに向かって本当に必要なことなのか?後回しにしてもいい、自分がやらなくてもいいことは誰かにお願いする、またはやらない選択肢を持つ。
③④⑤の解決策
考えていることや悩みはまとまってなくても誰かに話す。
自分の中で固まり切らない状態でみんなに相談する。
こんなことがやりたい!をどんどん発信してみんなを巻き込んでいく。
⑥の解決策
料理は買い出しから全て夫に任せる。
(よろしく!)
見てもらうとわかるように、
①の解決策以外は誰かに協力してもらわないとできないことです。
やっぱり仕事も家庭も、一人で何でもやっていたら意味がない。
チームでやることが大事ってことですよね。
私の好きなアフリカのことわざがあります。
はやく行きたければ一人で進め。
遠くまで行きたければみんなで進め
あれ?どこかで・・・。
そうです、第100代 内閣総理大臣の岸田文雄さんも就任後初めての所信表明演説でこのことわざを引用されていました。
故 スティーブ・ジョブズ氏のようなカリスマ的なリーダーが引っ張っていくのも良いですが、やっぱりこれからの時代はみんなで助け合い尊重し合い、チームで戦っていくことが大事だと思うんです!!!!
(ちなみに、ジョブズが亡くなって Apple社はもう終わりだと言われていましたが、そこからもどんどん売り上げを伸ばし、史上初の1兆ドル企業となっています。すごい)
つまり。
私のダメなところは、「みんなでやりたい!」と言ってるのに「全部一人でやろうとしているところ」とも言えますね。みんなで!と言いながら、周りの人たちは手を差し伸べてくれていたのに私自身が振り払ってシャットアウトしていたんだということもわかりました。
このコラムを書きながらも、また自分と向き合っています。
皆さんも、今日は自分の短所について考えてみてはいかがでしょうか?
そして自分だけが見るノートに、文字で書き出してみる。
辛くて泣いちゃうかもしれない、でもそれも今、ちゃんと向き合ってる証拠です。
大事な時間ですね。
そして解決策を考えましょう!前向きに!
周りの人を頼りましょう。
せっかく家族や職場の仲間がいるんですから。
そうすることによって、人間関係もまた少し良い方向に行くかもしれません。
それでは、今日はこの辺りで。
今回もお読みいただきありがとうございました!
有限会社アサヒ技研工業
新入社員Aこと、朝日山裕子
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Writer:Kohei Kageyama