編集室/松江
あえる注目ワード「建国記念の日」
みなさんこんにちは。
あえる編集部です。
今日は建国記念の日ですね。
建国記念日ではなく建国記念の日です。
「の」が入るか入らないかで祝日の意味合いが違うことをご存じでしょうか。
そもそも、日本には国家が成立した日というものがありません。
そのため建国記念の日は、日本書紀に登場する初代天皇である神武天皇が即位した日が、2月11日に定められました。
『の』の入らない、「憲法記念日」は日本国憲法が施行された5月3日、「天皇誕生日」は現在の天皇陛下の生誕日をお祝いする日です。一方、「みどりの日」や「こどもの日」、「海の日」、「勤労感謝の日」…など、『の』の入る祝日は、その事柄に思いを馳せてお祝いをしましょう、という日として扱われています。祝日の名前に入る『の』は意外にも、とても意味を持っていたようです。
これからは何気なく過ごす祝日ではなく、『の』を少し気にしてみるのも、なかなか面白いかもしれませんね。
Writer:Shuji Gamou