編集室/出雲
Vol.04「肩書きをつけてみよう」コラム【ア・タ・シ社長になります!】
あえる読者の皆様、こんにちは!
『新入社員A』こと朝日山裕子です。
突然ですが、皆様は「名刺」をお持ちですか?
仕事の名刺、趣味の名刺、所属チームの名刺・・・
用途に合わせていろんなデザイン、素材で作られますよね。
イラストレーターさんは自分で似顔絵を描いたり、演奏家さんは専門楽器のイラストを載せたり。
建設業関係でいえば、木でできた名刺や板金でできた名刺(ちょっと重い 笑)をいただいたことがあります。
とってもユニーク!
相手の人柄やお仕事を想像しながらお話しする名刺交換の時間、好きなんです。
(最近はオンラインが増えてその機会も少なくなってきましたが・・・)
ということで!
直接のお渡しはできませんが、
私の名刺、目で受け取ってください!
あっ、気づきました?
とってもステキな肩書きでしょう・・・
元々はただの「営業」でしたが、とあるセミナーで名刺交換した方の肩書きが「笑顔担当」だったんです。
すごく良いな〜と思いまして、帰ってすぐ書き換えました!(潔いパクり)
ちなみに皆さんは、「営業さん」ってどんなイメージですか?
ノルマがあって大変そう、商品を売ってくるまで帰れない、
・・・漫画の読みすぎですかね?私はこういうイメージありました。今でも、ちょっとあります。
ましてや、私なんて住宅営業です。
いきなり初対面のお客様に「営業の朝日山です」と名刺を渡したら相手はどう思うか?
高額商品を売り付けられるんじゃないか、契約するまで何度も電話がかかってくるんじゃないか・・・とちょっと身構えてしまうのでは?そんな状態で、心を開いてくれるのだろうか?
そんなことを考えている時に出会った素晴らしい肩書き「笑顔担当」!
なんとなく「営業(E I G Y O)」と「笑顔(E G A O)」も発音が似てるし!(無理矢理)
私はちょっと変えて「笑顔部長」にしよう!スッテキーー!
その結果、必ずと言っていいほど名刺交換のシーンでつっこまれるようになりました。
「良い肩書きですね!」と。
その話をしている時は、私も相手も自然と「笑顔」に・・・
そして、もう一つ良かったことがあります。
それは自分への励ましや、モチベーションが上がること。
ちょっとお疲れ〜の時も、ちょっとイライラ〜の時も、この肩書きを見ると(あっ!笑顔笑顔!)と気持ちを切り替えることができるんです。スマイル0円!みたいな感じですかね?
さらに、名刺というものは裏にもいろいろ書いてあったりしますよね・・・
(えっ、何・・・?声楽家・・・?)
(演出家って・・・演劇?)
(劇団の代表・・・??)
(全然住宅と関係ない・・・)
(公私混同・・・・)
だいたいここで皆さん困惑の表情。
これも一応ちゃんと意図があるんですよ〜〜!
私という人物を知ってもらうのもそうですが、
相手との共通点を見つけてさらに話を盛り上げる作戦です!
これを見て
「私も音楽やってます!」
「母が〇〇音大です!」
「舞台見に行くの好きなんです!」
「演劇の〇〇さんって知ってますか?」
と、結構出てきます。
地元の人だと案外共通の知り合いが多かったり。
そして最後は
「今度何かあったら教えてください!」
で、チケットが売れる・・・(便乗商法)
そんな感じで、いかに記憶に残してもらえるか!を考えながら名刺交換してます。
と、言うのも、私自身が大量の名刺を整理しながら名前と顔が一致しないことが多くて、せっかく名刺交換したのにもったいないなーと思うんですよね。顔写真が載ってても、結局どんな人かまではわからなかったり。
【肩書き】を辞書で引くと
『その人を特徴づける社会的な地位・称号など。』
とあります。
会社で与えられた役職だけじゃなく『自分はこういう人』『こうありたい』というものを肩書きとしてる人も多いです。例えば「声優じゃなくて俳優です」「歌手じゃなくてエンターテイナーです」など、自分のこだわりですね。
ちなみに、怪談話でお馴染みの稲川淳二さんは、工業デザイナー(一級建築士)の肩書きを持っているそうです。かっこいい!
皆さんも、自分のお気に入りの肩書き(キャッチフレーズ)をぜひ考えてみてはいかがでしょうか?
自己紹介や初対面の人との会話が楽しくなるかもしれません。
まだもう少し夏休み期間があるので、親子で名刺カードを作ってみて、いろんな人と交換するのも面白いですね!
それでは、今日はこの辺りで。
名刺裏面に書いてある諸々の話はまた次回に・・・
今回もお読みいただきありがとうございました!
有限会社アサヒ技研工業
新入社員Aこと、笑顔部長こと、朝日山裕子
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Writer:Kohei Kageyama